Flash野郎ご用達な本『.fla』(ドットフラ)のイベント、
HOT! MENU vol.7 .fla番外編 「問題解決のための発想力とは」ってのがあって、京都在住でしかも自分のサイトすらまともにないいわゆる業界的な名刺がない自分なんで、当日ギリギリま行こうかどうか悩んだ挙句、行ってきちゃったYO!(片道\12,000上等!)
というわけで以下レポート(ほとんど感想ばっかだけど)。
第1部:これが[.fla流] わたしの発想力&問題解決力
18:30に開場。待ってましたかのように2番目に入場。前から2列目の席をゲット。
ホントは1列目が良かったけど、さうなまんはじめ著者の方々がマシンの設定をしていて、あまりに距離が近すぎてなんか恥ずかしくて(?)、座れんかったー
19:10頃いよいよスタート。
picklesのタナカミノルさん司会のもと、一人ずつの簡単な自己紹介へ。顔と名前を一致させようと頑張ってる俺。自己紹介の後、一人ずつ著書の中の1作品を解説してくという第一部へ。
セトウナオ(graffiti/ungraffiti)
まず最初はセトウさん。解説作品は、赤ちゃんの動画が印象的な球。 解説は、当初はFlash7用に作っていたというところから始まり、Flash8用とFlash7用でどう動画処理・重さが異なるのかが焦点に。ぜんぜん違うんだねコレ。なるほど。鹿倉公維(KOUI.net)
続いて鹿倉さん。鹿倉さんは、scan & drawという画像エフェクト作品の解説。驚いたのは、この作品もともとはFlash7で作られていたということ(アップロードした画像にモザイク状のエフェクトがかかり、そのモザイクが落下アニメーションするというもの)。
このFlash7版の技術的な話は、アップロードした画像をPHPからGD使って色を取得し、その色情報をテキストデータで保存するというもの。興味深く思ったのは、モザイクというエフェクトを使用したくてこの作品ができたワケでなかったということ。サーバーサイドで色情報を取得する際に、全ピクセル情報だとデータが大きすぎるなどの問題があって、それでピクセル情報を減らすためにモザイク状にしたそう。Flashやってると、こういう目的と結果が様々な要因で一致しないことが良くあるんだけど、それでもきちんとカタチに残せるのは凄いなぁ。
一通りFlash7版の解説を終えたところで、Flash8への移植の話に。
なぜFlash8への移植へを行ったかというと、リアルタイムでの色取得に可能性が最大の理由。
これまでのFlash7だと、いちいちサーバーを介さないと色取得などできなかったのに、Flash8だとビットマップ情報を扱えるからリアルタイムで操作が・・・。正直、「知ってるけど・・・?」と思ってしまったけど、次の瞬間ビビりることに!
リアルタイム解析例として、さうなまんの定点観測の画像を引っ張ってきて、そこにエフェクトをかけるという!おー、何て局地的なマッシュアップなんだ!スゲェ!!
今後はこの「さうなまん定点観測Hack」の開発を続けていくそうっす。
あ、ちなみに、リアルタイムにこだわる理由のひとつに、現行作品での画像アップロード頻度の少なさ問題の解消が挙げておられました。なるほど。
深津貴之(fladdict.net)
いつもブログでFlash使いに素敵な情報を発信し続けている深津さん。けっこうブログで過激な発言とかするんで、もっとパンクな方かと思っていたら、意外にも紳士な風貌。
ってそんな話はともかく、解説はPixcelShift。もともとはJava、proce55ing用の作品をFlash8からビットマップいじれるようになったからというワケで移植。ちなみに深津さんは著書の中で一番ビットマップ関連が目立つんだけど、その理由はビットマップが8で一番おもしろそうだからだそう。
開発の話はプロトタイプから。もともと最初の段階は、ウソ発見器のグラフのような作品。
Javaでは画像データを配列のように扱うらしく、「その配列の最初のデータを最後に挿入したらどうなるんだろう?」という視点で作品制作が始まったとのこと。ディスプレイの左端の1列のビットマップ情報を、右端に移動させることで、右から左へスクロールするアニメーションがこのプロトタイプだと。
次にスクロール量をマウスと絡ませるという作業へ。すると、高速スクロール時にマイクのハウリングのような波形が表示されるという思いもよらない結果が。その他にもプロトタイプで様々なシミュレーションを繰り返し、最終的に上下反転させた現在に至ったとおっしゃってました。
個人的におもしろかったのは、複数のプロトタイプ(最終的に20案だったけかな?)をすぐに切り替えれるような自身の開発環境(コードレベル)を用意されているということっすね。著書の中でいうと、おそらく関数の名前を変数として扱う、そこらへんだと思うんだけどなかなか実践できないのがボクらへっぽこクリエイターなんだろうなぁ。
さうなまん(モイモラ)
続いてはさうなまん!実はさうなまんの講演は昨年のマクロメディアゼミ以来2度目。また来ちゃったよー。
さうなまんが解説するのは今回著書には入っていない幻のボツ作品「Patch」。この作品は、画面上のテキストボックスに文章を入力すると、サーバーサイドでMeCabというソフトでその文章を解析し文章内の単語に変換し、その単語でGoogleイメージ検索を行い画面にその画像を返すというもの。
はじめ聞くとスゲェ!と思ったけど、実際に文章をコピペして検索してみると、なんやワケのわからん画像が多くてまとまりのないコンテンツに・・・そりゃボツだわ(笑)
表示結果はともかく、この作品の発想はホントすごい。
普段僕らはインターネットという世界中にアクセスできるツールを使っていながらも結局は日本語のコンテンツばかり見てしまうワケで。でも、このPatchという検索システムはコトバの壁を越える可能性を秘めているワケですよ。よくわからない言語の文章でもそれをコピペして検索すればその画像が表示される、つまりは他言語の視覚化を行ってくれるというなんてスゴイ発想!
結局表示結果画面がワケわからなくてボツになった作品だけど、いつか精度を上げて復活することを祈ってます!
ちなみに画像表示画面で「Takaさんのneovisionみたいにしたかった」という発言(笑)。
そこからneovisionのバックグランドロジックの話になったんですが、なんかアレ、裏でテトリスみたいな計算を延々とやっているって・・・ワケわからんっす・・・
タナカミノル(pickles)
で、第一部の最後は司会のタナカさん。
時間が押していたこともあって、作品の解説よりも「なぜ自分は悪趣味な作品ばかり作るのか」という話に。
タナカさんの持論として、悪趣味と捕らえかねない作品の方が心に残りやすいそう。たしかに。
それにしても、スネ毛抜きはもともと乳毛抜きだったらしくボツくらったのは笑ってしまった。サンプル見させてもらったけどこれはさすがに悪趣味かなと(笑)
そんな感じで第1部は終了。
続いてさうなまんの独壇場の第2部へ・・・(時間できたら書いてみるよたぶん)

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